【Java入門編】Javaってどんな言語?始め方についても紹介
Javaについて紹介していきます。Javaの公式サイトを見ると以下のように書かれています。
Javaはほぼすべてのネットワーク対応アプリケーションの基盤であり、埋込みアプリケーションおよびモバイル・アプリケーション、ゲーム、Webベースのコンテンツ、およびエンタープライズ・ソフトウェアを開発および配備するためのグローバル・スタンダードです。世界中に900万人以上の開発者を擁するJavaを使用すれば、優れたアプリケーションやサービスを効率的に開発、配備および利用できます。
https://java.com/ja/about/
大雑把にいうと、Webサイトだけではなくて、PCに限らないあらゆる機械で使われているということです。例えば、Androidアプリの開発には、kotlinと呼ばれるJavaベースの言語が活用されます。また、画像解析では有名なソフト「Image J」もJavaベースで作られています。有名なオープンワールド系ゲーム・マインクラフトにもJava Editionというものがあります。
また、銀行などお堅い業界の開発でもJavaが活用されていると聞いたことがあります。大手のIT企業でJavaを使っていないという話は聞かないくらい。分業が必要な大規模プロジェクトになるほど、Javaで書くことが多いようです。
CodingDojoという海外のサイトによれば、Javaは2021年、Pythonの次に求人のある言語のようです。
以前の記事で、Javaを勉強するのは良いと書きましたが、こういうところにもJavaを学ぶメリットがあります。つまり、Webに限らない色んな開発に関われるようになるチャンスがあるのです。
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Javaのインストール・設定方法
PHPの時同様に、以下のサイトを参考にしてインストールを行ってください。
Javaの公式サイトからもダウンロードは出来そうなのですが、ちょっとわかりにくいので、↑の手順を参考にするのが良いと思います。
「Ready for use」と書かれているバージョンを選択します。
java -versionとコマンド入力してバージョン情報が表示されていれば、Javaが入っていることになります。
以下はその一例です。
openjdk version "14.0.2" 2020-07-14
OpenJDK Runtime Environment (build 14.0.2+12-46)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 14.0.2+12-46, mixed mode, sharing)
試しにJavaのファイルを作ってみよう
Java環境が整ったところで、Javaファイルを実行してみましょう。
PHPとJavaの大きな違いとしてよく言われるのは「コンパイルするか、しないか」です。
PHPファイルもJavaファイルも、基本的には英語をベースにしているので、人が読める言葉に近い形になっていますが、コンピュータが処理する場合は、もう少しコンピュータ寄りの形に直さないといけません。コンピュータ寄りの言葉に直すことをコンパイルと呼びます。
phpの場合は、php sample.php
と書けば、すぐに実行されましたが、Javaの場合は、javacコマンドを実行して一度コンパイルしなければいけません。
javac Sample.java
java Sample
Javaファイル(Sample.java)の記述方法は以下のような形になります。
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
//Hello Sample!が出力される
System.out.println("Hello Sample!");
}
}
もし、エラーが起きる場合は、全角スペースが入っていないか、”が抜けていないかなどを確認してみてください。
PHPでは何故Javaのようなコンパイルが必要ないのかというと、字句解析・構文解析(パーサー・レキサー)の仕組みがあるからです。
参考資料:知っていますか? あなたの書いたPHPのコードが実行される4つのプロセス
次回以降、色々なJavaファイルを作って、遊んでみようと思います!